担当スタッフの声

こんにちは、支援員の北條です。
今回、ミンナのシゴト様からのお仕事は、「画像アノテーション」というものでした。
「アノテーション」？、初めて聞いた言葉に一体どんなことをするのかとても不安と期待がありました。
アノテーションはテキストや音声・画像などあらゆる形態のデータにタグを付ける作業の事だそうです。そのタグが付いたデータを取り込むことで、人工知能(AI)がパターンを認識する事ができます。パターンを認識する為には膨大な量のデータを用意する事が必須となります。正確にタグ付けできていないデータを取り込んでもAIが正しく学習できない為、アノテーションは機械学習における不可欠で重要な前処理という事になります。
今回の画像アノテーションは、指定された対象物に対して、ボックスで囲んでいきます。食品、料理、人物それぞれの指定された画像を、まずはミンナの※の主観で、ボックスで囲んでいきました。いつも行っているデータ入力とは違い、これが本当に合っているのかお互いに確認にしあいながら行っていました。美味しそうな画像を見ているとお腹が空いてきたり、大好きな食べ物でもずっと見ていると食べた気になりもう見たくないと言ったり…いつもより楽しくPC作業を行っているように見えました。
ミンナの中にはタイピングが苦手な方もいるのですが、今回はそんなミンナでも楽しく行える作業でした。AIの脳を作っていく作業に関わる事が出来た事で、ミンナも仕事に対して自信を付けてくれたかな…と淡い期待をしてしまいました。
今回のような作業だけではなく、ブックスキャンやライティングなども行っています。私たち支援員なんか足元にも及ばないくらいPCの知識が豊富なミンナがたくさんいます。私はいつもそんなミンナからPCの知識を学んでいます。とても頼りになるミンナを誇りに思います。
※弊社で働いている人達の事を「障がい者」や「利用者さん」と呼びたくないという思いがあるため「ミンナ」と呼んでいます。